項目 |
区分 |
アーチェリー(洋弓) |
弓道(和弓) |
目的 |
目指すもの |
スポーツ(点数を争う) |
武道(自らの射形で的中数を求める、心技体を鍛える) |
勝負 |
的の中心にどれだけ近いかで、点数計算 |
的中制(的に当たったか否かを競う 近的)と得点制(遠的60m)がある |
道具 |
弓 |
改良 |
的中を目指して道具を継続改良 |
神器として用いられている古来からの弓の形を尊重、道具の改良を制限 |
弓 |
対称形、分離型(ハンドルとリム)、左右両手用の弓あり |
非対称形、一体型、左手用の弓のみ |
グリップ位置 |
弓(ハンドル)の中心 |
下から3分の1、弓の中心から見て下部寄り |
材質 |
ハンドル(主にアルミ合金製)、リム(グラスファイバー製、カーボンファイバー製) |
竹弓、グラス弓、カーボン弓 |
弦 |
材質 |
アラミド繊維 商品名はケブラー、PBO繊維 商品名はザイロン、超高強力ポリエチレン繊維 商品名ダイニーマ |
麻、アーチェリー用弦材料も使用 |
補助具 |
サイト、レスト、クリッカー、スタビライザー |
照準のための装置や目印をつけたり、類似のことをしてはならない |
矢 |
アルミ矢、カーボン矢 |
竹矢、アルミ矢、カーボン矢 |
弦を引く道具 |
タブ(馬皮製) |
カケ(鹿皮製) |
射法 |
矢つがえ |
弓の左側に矢をセットする部分が窪んでいる、あるいはハンドルに穴が空いており、矢は弓の中心を通る。普通に放てば真っ直ぐに飛んで行く(歩兵弓を起源としているため) |
弓の右側(体の外側)に矢先をあてがう。矢を放つ際に持ち手の力を抜いて弓を回転させないと、矢は外側に向かって飛んで行く(騎兵(モンゴル)弓を起源としているため) |
矢の放ち方 |
人差し指、中指、薬指の3本(または薬指を除いた2本)で弦を引く |
親指で弦を引く |
射法八節 |
和弓の射法を取り入れた |
――――― |
スタンス(足構え) |
セット(胴構え) |
ノッキング(矢つがえ) |
セットアップ(射ち起こし) |
ドローイング(引き分け) |
フルドロー(会) |
リリース(離れ) |
フォロースルー(残身) |
試合 |
行射距離 |
18〜90m(ターゲット)、10〜60m(フィールド) |
近的28m 遠的60m(射距離は90m, 70m, 60m, 50mの4種あるが、現在では60mが一般的である) |
引き戻し |
可 |
禁止 |
落とし矢 |
射線前方3mのライン内であれば、制限時間内にもう1本矢を行射出来る |
矢を放つ前に落とした場合は、失として、その矢は失格となる。 |
練習 |
矢取り |
自分が射った矢は自分で抜く |
射る人と矢取りを行う人は別 |